紫外線樹脂硬化は、様々な工業分野で使われている。塗料や印刷インキの硬化が一般的だが、電子回路をはじめとして様々な製品の保護コーティング用に使用される。高分子をつくる反応には、普通、熱を使うが、熱は対象物に悪影響を与えるのに対して、紫外線樹脂硬化は、約200~400nmの波長の紫外線を照射することで短時間に効率的に硬化することができる。現在、光源は水銀ランプなどが使われているが、温度と熱のコントロールが難しく、寿命による取替えなどランニングコストが大きいという問題がある。
UV LEDを光源とすることにより、寿命が長く、光量のバラツキがなく温度や熱をコントロールしやすくなる。また、水銀など有害物質を使わないので、環境にも優しく、小型化が可能になることにより、半導体ICやナノテクなどの微細な加工が求められる分野でも研究が進んでいる。
すでにネイルキュアの光源としてUVランプからの置き換えが進んでおり、UV-LEDでの樹脂硬化は、装飾品や携帯電話の装飾・アクセサリーなど身近なものにも広がっている。
紫外線LEDの特徴





